2139 文字
11 分
研究室配属のあれこれ

この記事は MMA Advent Calender 2025 の11日目の記事です。

はじめに#

こんにちは。mma 所属の will です。

サークル歴は長いのに github に慣れたのは最近で、勉強ついでに github pages にも挑戦してみました。これから少しずつ記事を補充させていくつもりです。

この記事では当大学で先日行われた研究室配属について書いてあります。知っている範囲で研究室配属までにやってよかったことをまとめました。何か一つでも役に立ったという情報があればうれしく思います。

記事作成にあたりこちらの記事を参考にしました。

電通大の研究室配属について

想定している読者像#

  • 研究室選びをこれからする電通大生(主に II 類)

筆者が研究室を決めた時期#

研究室を選んだ時期は高校3年でした。河合塾の みらいぶっく というサイトがあり、そこで関心のある分野をポチポチしていくと○○大学の○○研究室が強い、みたい感じででてきます。なぜかランキング形式で、かなりの分野で東大が一番強いです。

研究室選びの大まかなスケジュール#

2023年入学の電通大 II類 の一般的な(GLTPとかじゃない)学生の研究室配属までのスケジュールです。

内容
2年春エリア分け (II 類のみ)
2年5月研究室公開日
2年7月研究室公開日 (プログラム分け前最後)
2年夏プログラム分け
3年5月研究室公開日
3年7月研究室公開日
3年10月中旬II類3年次研修全体説明
3年10月中旬II類プログラム懇親会
3年11月初旬配属Webページの公開
3年11月上旬配属希望面談開始 (ほぼ必須)
3年11月下旬研究室公開日 (研究室配属前最後)
3年11月下旬第一次希望研究室登録
3年12月上旬第一次仮配属結果発表

▼研究室公開#

研究室公開はオープンキャンパスや調布祭に合わせて開かれており、早い時期に行くことをおすすめします。特に、3年5月、7月、11月の研究室公開日では研究室によっては来た人の名前を記入することがあります。ここに名前を残しておくと、早い段階で研究室への熱意を示すことができ、意欲的な学生として認識されやすくなります。

研究室公開では以下のことができます。

  • 研究室の雰囲気や研究内容などを研究室のメンバーから聞くことができる。
  • 配属に必要なことや取ると有利な講義などを教えてもらえる
  • 過去の配属状況の話を聞ける。

2つ目の「取ると有利な講義」についてですが、一部の研究室では、研究に使うためほぼ必須になる講義があります。 例えば、ある無線を扱う研究室では研究に無線技士資格が必要になることがあるため、その資格が免除になる講義を受けた方が良いと仰っていました。 そういった情報は履修登録前に知っておきたいので、やはり研究室公開は早い時期に行くのがいいです。

▼配属Webページの公開#

配属Webページの公開は、3年11月初旬にメールで通知されました。Webページには配属ルールが書かれているため超重要です。志望先の研究室が配属希望面談必須かどうかもここで確認できました。配属Webページは絶対に確認しましょう。

▼配属希望面談#

配属希望面談というものがあります。これは研究室の先生と学生との面談で、研究室によっては配属の前提条件になっています。

面談の日程を調整するために先生にメールを出す必要がありますが、頑張って出しましょう。志望先によりますが、3か所程度の面談を受ける方が多かったです。というのも、一次配属結果が出てから二次配属が始まるまでに時間があまりないため、希望が通らなかった場合を考える必要があるからです。

この面談は配属を決定するものではなく、配属決定時には別途面談があることが多いです。そのため、この面談は気楽に行ってください。

個人的に興味のある研究室の先生と一対一で話せる貴重な機会だと思います。

▼研究室登録#

研究室登録期間は2日間でとても短いです。(他類はもっと長いらしい。)

配属Webページから第一希望の研究室を登録するのですが、このページでは研究室ごとの希望を出した人数がリアルタイムで見れます。そのため希望先があまりにも人気な場合は途中で希望を変更することができます。

やってよかったこと#

  • 早い内に見学に行って研究室を決める

    研究室配属は3年後学期に行われますが、その前にプログラム分けやエリア配属があります。そのため、難しいことですがプログラムやエリアを決める前に行きたい研究室を決めているのが理想です。 関連して、プログラムの話で、P2とP3プログラムの間とP4とP5プログラムの間の配属は自由に行き来することができるのでプログラム選びの際に参考にしてください。筆者はP3の研究室志望でしたがプログラムはP2でした。

  • 懇親会などのイベントに参加する

    研究室配属前はプログラム懇親会や研究室の学生主体の相談会などが開かれます。そうした所に行くことで研究室配属の動向がわかるのでおすすめです。

  • サークルや委員会に入る

    関係あるの?と思うかもしれないですが、そうした場所で直接研究室配属を経験した先輩の話を聞くことができるのはとても心強いです。難しい場合は研究室見学に行くのがいいと思います。

最後に#

余談ですが、私の志望していた研究室に1年次に見学した際は「倍率が低いから何事もなければ入れるかもしれない」と研究室メンバーの方に伺いました。ところがその「何事もなければ」という前提が外れて、2年次には倍率が2倍に跳ね上がり、実際の配属時(3年次)でも1.3倍ありました。

つまりなにが言いたいかというと、「人気がないから大丈夫」と油断しないでGPAは上げておくことを強く推奨します。(もちろん成績だけでなく面接や人柄を重視する研究室も沢山あります。)

一方で、研究室は大事な選択ですが、研究室にいる必要があるのは学部の1年間のみです。 そのため自分にとって大事なことがどこにあるのかを意識してリソースを注ぎ込むのがいいと思います。

研究室配属のあれこれ
https://willadad.github.io/home/posts/lab-haizoku/
作者
will
公開日
2025-12-11
ライセンス
CC BY-NC-SA 4.0